J−POP REVIEW

 前月以前の掲載分です。 

2002年6月分

● 亜麻色の髪の乙女/島谷ひとみ<今月のイチ押し>
彼女の伸びやかな声には、このくらい音符のゆったりした曲の方が絶対合うと思う。そういう意味では古き歌謡曲のメロディーをカバーしたアイデアの勝利。彼女の最大のヒットとなっているのもうなづける。

● キヲク/Every Little Thing
前作「Jump」がかなりゆがんだ歌い方になってしまって「どうしたの!?」って感じだったんで、今回はちょっと安心して聞けます。でも五十嵐さんがいた頃のシンセ主体の音から完全に変わっちゃったね。

● Helpless Rain/中島美嘉
シングルにしてはかなり地味めと最初思ったんだけど、前3作と違った落ち着きがあってポイント高し。サビの入りが耳に残るし、声には一番合ってるんじゃないかな。相変わらず音程は微妙な感じです(笑)。

● 君ヲ想フ/元ちとせ
大ヒット「ワダツミの木」の後ということで完全に狙ってますね。サビの「君ヲ〜想フ〜」のこぶしだけが耳に残るように出来てます。それより変則3拍子ってのが意外だった。沖縄ブームにも乗って残るんでしょうな。

● Freebird/SMAP
最近は年1作って感じのSMAPだけど、相変わらずスタッフの楽曲選択は上手いね。歌は他のジャニーズに比べて物足りなさを感じるけどそれを補って余りあるこのライトなノリ。それにしても中居のソロは・・・

● ever since/SAYAKA
ご存知松田聖子の娘のデビュー曲。声って遺伝するんですなあ、とつくづく感じた(でも目は神田正輝そのもの)。声の線の細さは歌い続けていくうちに多少は解消されるんでしょう。作曲がブリグリの人と聞いて納得。

● 七色の風/キンモクセイ
前作「ふたりのアカボシ」からどう路線を変えてくるか、と思われたが今回も健全でちょっと古めの歌謡曲。いかにも芸能人くさくない人なんで、この路線を続けてチャートに残れるかどうか見守りたいところ。

● Try/LIV
押尾学のユニットの2nd。音的には今回も結構好みなんだけどな。このノドに詰まらせたような声は好き嫌いが分かれそう。俳優の副業じゃなくちゃんとやっていけば反町とか藤木よりはいけそうな気がする。

● Sayonara sayonara/KICK THE CAN CREW
雨後のタケノコ状態で出てきているラップ関係の中で、ちょっと注目しているのが彼ら。最後までだいたい同じ感じなんだけど、イントロから鳴りっぱなしのせつなげなバックトラックが何か耳について離れない。

● Free&Easy/浜崎あゆみ
展開は「M」の印象にかなり近い。彼女が作曲をし始めてからパターンがやや固まってきた感あり。最近リリース間隔が開いているのもそのへんを考えてのことか?

● 街/堂本剛
ソロデビュー曲。歌い方が変になってからのミスチル(「終わりなき旅」あたり?)そのまんまです。何もそこまでせんでも・・・ この路線追求しすぎるとKinki Kidsは解散に向かってまっしぐら、なんてことになりそう。

● One Night Carnival/気志團
メジャーデビューシングルだそうです。横浜銀蝿を知る世代には懐かしい外見なんですが、声がイメージと違いすぎる・・・ 曲は意外とポップです。今後もあの振り付け路線でいくんだろうか?



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