J−POP REVIEW

<CRAFTOWNERより>
 レコード大賞は浜崎あゆみがV3、シングルはSMAPが、アルバムはCHEMISTRYがそれぞれセールス首位。サザンや福山のヒットにも象徴されるとおり、固定客を相手にしていただけではヒットが出ない昨年の音楽シーンだったと思います。で、今年は何が来るんだろ・・・クチコミ発のブレイクがますます増えるのかな。はなわやテツトモみたいなお笑い関係は? バンドの解散は続くんだろうか。一リスナーとして楽しみにしたいところです。でも現時点ではマジで全く予想つかんなあ(苦笑)。

2004年1月分

● O'ver/EXILE 
シングル連続リリースの最終第4弾。アルバムへの布石という戦略先にありきなので、無難なバラードで正解ということでしょう。「Together」で新規ファン開拓、「Choo Choo TRAIN」で上の年齢層にもアピールと今年はやることすべてうまく行った感じ。

● 原色GAL派手に行くベ!/後藤真希
ミディアムテンポの普通の曲がなぜ彼女には来ないんだろう?(某番組でELTの「Time goes by」を歌ってたけどそこそこいけてただけに)今回も松浦亜弥のおさがりかと思うような色気のない曲。アイドルに「行くベ!」はなかろうに。不遇としかいいようがない。

● 琉STYLE/DA PUMP
セルフプロデュースになってから明らかに大人路線に転換しましたね。もう少し早いくらいでも良かったのでは? 今回も沖縄楽器を大胆に取り入れるなど新境地を見せてますが、せめてORANGE RANGEが出て来る前なら二番煎じの印象もなかったろうに。

● ラック/ポルノグラフィティ
今年後半は怒涛のリリース。DVD限定+ライブ用プレカットシングルというよくわからない前置きはさてとして・・・いや、この曲は前置きが重要なのでしょう。前2作とは違ってあくまでコアなファン向け。曲は普通のロックで個人的にシングルで出す意味を感じなかったけど。

● Rock With You/BoA
ここまでロック寄りなシングルは初めてでは? 微妙に突っぱねた歌い方したり工夫の跡は見られるけど、結論から言って今の彼女には正統なデジタルダンスビートの方が合ってる気がする。息の長いアーチストになるためにはここらで代表曲が欲しいところだけどね。

● ラブラブマンハッタン/TOKIO
松岡主演連ドラ主題歌。前作がJR東海と社運をともにした曲だったため微妙に間隔をあけてリリース。しかし他のジャニーズに比べて歌に恵まれてないと思うのは僕だけ? あとTVCMになぜか林家ペー&パー子が出てます。その画面の印象が強すぎて曲が残らない・・・

● Walking in the rain/SPEED
今回はエラく長い「期間限定」ですなあ。正直言って前作1曲でやめとけば好印象のうちに幕引きできたのに、って感じ。ゴスペラーズが楽曲提供とのことだが、彼女らに何をやらせたかったんだろう。ハーモニーも中途半端だし引っかかりもないシングルとしては駄作。

● くるみ/Mr.Children
特にタイアップなしの両A面ということから、彼らの持つ二面性を表に出したかった模様。サビ前までは初期のポップさが垣間見えるんだけど、サビに入った途端詰め込み歌詞が惜しい・・・それとこの曲に関してはファルセットもちと無理してないかい?

● Dear Friends/day after tomorrow
前作が思わぬセールスでいよいよブレイクは本物のきざしか。再びアップテンポの「安パイ」路線に。あと1年はこの方向定着でいいと思うが、その後どう変われるかがポイントかな? ELTやDAIみたいにVo以外の男性がキャラを出せるかも今やTV露出の多いアーチストには必須(^^) 

● IN MY SOUL/MISIA
ここ数作「Everything」系ド・バラードがエッジの効きすぎたR&Bのどっちかだったシングルに違う感触のリズムを持ってきたのは新境地。フックもギミックもないけどBGMとしては心地よく聴けます。ボーカルがかなり重なってるとこ見るとライブ仕様の前提ではない曲か? 

● 君が好きだから・・・/光永亮太
デビュー曲「always」でブレイクした新人の3rd。1曲目があまりに良くできていたので、どうしても2曲め以降が地味に聞こえてしまうんですよね。本人の希望とは違うかもしれないけど再度アップテンポの曲を切に希望。今ちょうどこのポジション空いてるんですよ、だから! 


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