2004年2月分
- ● スターゲイザー/スピッツ<今月のイチオシ>
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- あいのり4代目主題歌としてオンエア中&彼らにとっても久々の新曲。強力タイアップという大きな足かせと格闘しつつも、スピッツらしさと両立させた直球勝負はご立派。展開的にはサビに入ってから長いのが彼らとしては珍しいかも。で一番耳につくのは「困る〜」なんだよね。
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- ● 太陽/森山直太朗
- 今回が勝負曲と思ってたけど、まさかこんな変化球で来るとは。吉田拓郎と尾崎豊フレーバーを感じるメッセージソングは、これまでの叙情派イメージを覆すに十分。ファンのニーズとは違うかもしれないけど、新境地に果敢に臨む姿勢に拍手。でもイントロの「よぉ〜」はやりすぎ?
- ● 雪の華/中島美嘉
- 年末年始も出まくってましたね。アルバムの好セールスにも繋がったように彼女の代表作となりました。これまでのバラードとの違いは、緩急がちゃんとついてて聴かせどころがはっきりしてるところかな。歌う映像つきだと余計それを感じます。歌姫としての風格が出てきたね。
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- ● 愛が呼ぶほうへ/ポルノグラフィティ
- 前にも書いたとおりコアファン向けの「ラック」が早々にチャートを降りていき、「メリッサ」と本作はしぶとくランクイン。カラオケでも比較的歌いやすいし、しばらく見せてなかったライト+ポップサイドな一面に光を当てた好作だと思います。
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- ● またあした/Every Little Thing
- 前作を大外ししたため早々に軌道修正。レンタルCDチャートでは1位を独走しており、コアなファン層以外の人からも支持が厚いことが伺えます。これもサビの前後のコントラストがハッキリしててタイトルフレーズが耳に残るのが勝因かな。
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- ● Choo Choo TRAIN/EXILE
- ZOOのオリジナルを知ってる世代にも曲は浸透してるんですよ。「歌ってる人誰か知らんけど」ってオチがつくんだけど。変にアレンジとかいじくらなかったのが正解。曲自体名曲だしね(妙な英語の多い歌詞は当時の傾向を反映してるなと感じるけど)。
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- ● SWEET CANDY RAIN/YOSHII LOVINSON
- ソロ2作め。さらにせつなさ感アップで、イエモンの時との落差が拡がってきてる気がします。そういえばイエモン自体、ロックの中でも歌謡曲的な要素のあるバンドだったもんね。バンドイメージ払拭のためではなく自然発生的にできた曲という気はするのでこれはこれで○では。
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- ● 桜/河口恭吾
- 昨春発売以来約1年かけてじわじわ上昇。森山のさくらが「桜舞う」ならこっちは「降る」って感じかな(歌詞には舞うって出てくるんだけど)いずれにせよ淡々とした印象の歌だけに、森山と時期がかぶらなくてある種幸運だったかも。
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- ● Jupiter/平原綾香
- 現役音大生のデビュー作。クラシックの大作に詞をつけて(ちなみに作詞は作家の吉元由美)歌ってるのですが、ジャンルレスな不思議な印象。メロディーラインが完全にポップスのそれとは違います。テレビでの受け答えもまだ初々しいし、今後もアーチストとしてやっていくのかな。
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- ● heaven's hell/Cocco
- 1日限りのライブで発表された唯一の曲(シングルの予定もないようです)。商業ベースでの音楽活動から解放されたせいか、タイトルから受けるイメージと違って、音も声も柔らかくなったような気が。個人的には復活を熱望するアーチストのひとりなんですけどね。
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- ● ね、がんばるよ/KinKi Kids
- ドリカムが楽曲提供とは!!。SMAPでひと稼ぎした槙原に続けと、非自作アーチストとしては超アンパイの彼らに投資ってところ?(いじわるな見方だけど)で、曲はAメロがいかにもドリカム的。カツゼツの悪さが気になる光一とミスチル桜井唱法がうまくハマった剛が対照的な結果。
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- ● Crazy 4 U/倖田來未
- こちらは「real emotion」路線に戻っての勝負。聴いてすぐ彼女とわかるしやっぱりこの方がハマリがいいですね。サビの転調から構成まであまりにそっくりだけど。タイミング的に後手に回ってる気がするので、セールスに結びつくかどうかは?。
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