J−POP REVIEW

<CRAFTOWNERより>
 GWはおうちでおとなしくJ-POPを聴いてたこぼうずです(^^;) それはさておき、某情報誌に「安室奈美恵下げ止まり」「SUITE CHICで見せたヒップホップ路線への転換が功を奏したか」みたいな記事が載ってました。見方って人それぞれなんですねえ。ここではあれだけ酷評してるのに(苦笑)。
 
その反面、中島美嘉や島谷ひとみが意外と上位に来なかったのにビックリ。テレビ露出が多すぎると、逆に少なくなった時のセールス減の反動も大きいんでしょうか。でも今回は何といってもRAG FAIRが拾い物!!彼らといいケツメイシといい、似たようなグループの中で残ってきた理由がわかりました。

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2004年5月分

● Old Fashioned Love Song/RAG FAIR<今月のイチオシ>
今作聴いて彼らに対する考えを改めました。楽器とボイパ含めた声の比率が今までで一番いいバランスだと思う。押尾コータローのギターも◎。何よりリアリティーがある。ちょっとベタなタイトル含めアッパーだけじゃなくてもっとこの刹那路線つきつめてほしいなあ。

● 優しい歌が歌えない/槙原敬之 
今月の次点。約1年ぶり。レコード会社の移籍、SMAPの提供曲ヒットもあって少し肩の荷が下りたか。いい意味で宅録的なパンの振り分けが新鮮。もちろんコーラスワークなど凝ってる所は相変わらずだけど(^^)。是非TVで見たい。

● ありがとうのうた/V6
あまりにJ-POPとして普通(アイドルの歌として聞くと華がなさすぎ?)な点で、かなり損しそうな気がしたけど、ジャニーズでは最もまともに歌えてるグループなんですよね。約1名ヘリウムガスボイスが混じってるけど(笑)。個人的には「Darling」の方な弾け系を次は希望。

● Moments/浜崎あゆみ
可もなく不可もなく前作の延長で手堅くまとめてきましたってところ? アレンジは比較的重厚なんだけど、早いテンポの曲がしばらく続かないのは本人の気分かな。構成が簡単なので本人作曲だと思ったら違うみたいだし、詞も伝わらないもどかしい系がしばらく続く?

● サイレン/ASIAN KUNG-FU GENERATION
前作「君という花」がポップよりだったんで勝負作はどう来るかなと思ってましたが、媚びずにきましたねえ(構成はちと似てるけど)。タイトルどおり張り詰めた雰囲気は伝わってきます。前作以上行くか注目してたけどいよいよブレイクしそう。

● Chapter01/矢井田瞳
何か手詰まり感強いっすね。今回両A面扱いだけどその意図もよく見えないし。もう少し不健全性を前に出した作品があってもいいんじゃないかな。あと、サビ以降の音階の上下(=地声とファルセットいったりきたり)も定番化しつつあるので、地声だけで1曲通してみるとか。

● SEVEN/中島美嘉
「雪の華」&アルバム以来久々のリリース。宣伝のポスターが化粧品のそれっぽいなと思ったらちょっとテンポあがりました(^^)。デビュー当時からの進歩は、発声を100%張り上げるだけでなくちゃんとコントロールできてることかな。最近ファンになった人には面白い展開かな。

● ALARM/安室奈美恵
ここまで同じ路線続けられたら「小室プロデュース時代のファンの人は悪いけどバイバイ」って言ってるも同然ですよね。今やりたい音楽がやれてると本人は言ってるけど、アーチスト寿命延長のため声はりあげ系を避けてるのかな? 以前から書いてるけど一気に凋落の前途近し。

● アルエ/BUMP OF CHICKEN
久々の音源と思ったらメジャー前の音らしいですね。イントロのうちにわかったところは彼ららしいというか何というか・・・この頃にはもう音楽性は固まってたんですね。多少荒削りだけど当時の勢いは感じる曲。

● 全てが僕の力になる!/くず
ドンドコ山口+雨上がり宮迫の異色ユニット第3弾はお笑い0%の前向きSONG。しかしCD1位は予想してなかったな〜 小ネタを随所に織り交ぜつつ、歌とギターはちゃんと弾いてたからいずれマジ曲で勝負の予感はあったけど。宮迫の若干薄いメーク(芸が細かい!!)も◎。

● Viola/島谷ひとみ
「東洋〜エスニック」+デジタルビートという、これまで最も持ち味を活かしてきた路線。サビの転調が心地よい流れを止めてる気はするけど、選曲としては○に近いと思います。でも意外とチャート上位に来なかったよな〜もし制作サイドだったら次の展開悩みます(^^;)

● 誰かの願いが叶うころ/宇多田ヒカル
「FINAL DISTANCE」は別として初の生音中心のシングル。ベスト盤発売とあいまって第2幕スタートの予感を感じます。歌的には非常に難しくてドリカムの「すき」みたいな、カラオケでは歌えないけど・・・な歌になりそう。詞は今回本質突いててやられました。

● 涙/ケツメイシ
今年初リリースは「トモダチ」路線の得意のミディアム。詞も言葉遊びに走りすぎてなくていいです。彼らの強味はサビに聴かせるメロディーをちゃんと持って来れる所だと思う。この春の大穴となるか。

● かばん/aiko
タイトルからイントロ間奏までaikoワールドを裏切らない見事な徹底ぶり。特に「おさまらないんじゃない」の半音階段下がりのメロディーは「ここしか耳に残らん」ってくらい強烈でこれだけでも聞きもの。

● 風信子(ヒヤシンス)/松浦亜弥
これってつんく作じゃなかったんですね。詞曲ともに普通すぎとは思ったけど(ちなみに谷村新司)。焦点がボケてしまってせっかくのあややのアイドル性がかすんじゃってる気がする。タイトルも読めないよ(^^)

● ミアモーレ/片瀬那奈
中森明菜の全盛期ヒットのカバー。ここまで安直にカバーされると何で?ってことが多すぎてコメント書けません(^^;)。原曲の濃厚さが全くないし、アーチストの格の違いを感じました。次は工藤静香のこれまた全盛期カバーを出すらしく、そろそろアーチスト寿命もTHE END?

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