J−POP REVIEW

<CRAFTOWNERより>
 10月の3連休を使って北海道に行ってきました(飛行機のマイレージが今年いっぱいの期限だったもので^^)。で、ついつい街のCDショップにも足が向いたのですが、売切れの品が続出。しかもあゆや大塚愛のCDシングルといった売れ筋のものばかり(マイアヒも入荷待ちでした。そういやこの3組、全部A社でしたね...)東京の店だったら、間違いなく担当者はクビor左遷でしょうね(お〜こわい)。こんなところにも微妙な地方色を感じてしまいました。それにしてももは職業病?
 ちなみにスタレビは大泉洋との共演で、すっかり北海道では人気が定着したもよう。いくつかの場所でポスター見つけました!

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2005年11月分

● Oh My Juliet/藤井隆<今月のおすすめ> 
 ほぼ感想化してるけど、彼の誰とも絡める立ち位置の良さには(マシュー南含め)感心してました。ボーカル差し替えたらまんまTommy february6 じゃんて思ってたらまさにそのとおり彼女プロデュースだった(苦笑)。しかもこの曲番組発企画でもなさそうだしセールスも期待されてない感じ。でも僕の中ではパワープレイ化しそう。

● Orange/V6<今月の次点>
 そうか、もう10周年か。ジャニ系はデビュー後失速する光GENJI派か、下積みを経て大化けするSMAPやTOKIO派に分かれるけど、うまく上り詰めずにここまで来てるよね。ただ今作は「UTAO-UTAO」ほどつかみもないし、サビも盛り上がりきれてないし、一部分より曲局全体を聴かせる印象なのか、意図を読みかねる曲。

● 気がつけば あなた/松浦亜弥
 1年に1つできるかどうかのつんく♂の佳作。CMプロモーション含め万全の上位進出かと思われたが初登場6位は期待外れか。この歌、実はサビよりA&Bメロの方がキーが高く聴こえて、せっかくのサビのメロディーを生かしきれてない。あとギターアレンジがチープだな。もっと桃色片想い的でよかった?

● 好きすぎて、バカみたい/DEF.DIVA
 結局ハロプロ勢約3年ぶりのオリコン首位獲得。石川=中居、松浦=木村という歌内のSMAP的役割も徐々に見えてきたし、つんく♂もあえて古めの80年代ルユーロ調(=ある種自分の土俵内)で勝負したのが奏功したか。気になるのはここでもゴマキは4番めの扱いなこと。普通に歌ったら一番上手いのに。

● 赤い電車/くるり
 関東の人にはおなじみ、羽田と都心を結ぶ京急全面タイアップの新曲(今年はくるりもよく働くね〜)。この軽いドラム、淡々と続くピコピコ音、ふざけてるけど決し手抜きではない世界。僕がくるりと出会ったまさに第一印象どおりなんですね。SINGER SONGERといい、このフットワークの軽さは賞賛もの。

● COUNTDOWN/HYDE
 今年はラルクとしてすでに3作ありながらソロ曲発表(この他にNANA中島の曲も作ってるんだもんね)。ラルクが一応シングル向けのつかみやポップさを内包しているのに比べ、ソロ作はどこまでもファンにおもねない姿勢。一時期よりソロ活動の何たるかをわかっているのが作品から感じられる意欲作。

● タッチ/ユンナ
 韓国出身の5thはあだち充の有名な「タッチ」実写版劇中歌。制作サイドの「ここでブレイクさせたい」感は伝わってくるし、ピアノも達者だけど、やはり本家・岩崎良美に一日の長あり(歌が真面目すぎて余裕ないなあ)。彼女なりの何かがほしかった。これが代表曲とならなかったことで、幸い彼女には次作で化ける余地あり。

● AROUND THE WORLD/鈴木亜美
 アルバムと同時発売の表題曲。なぜシングルを切ったかはわからないが、前作「ねがいごと」がいま一つテレビ映えしないバラードだったことが関係してるのかな。ある意味avexのスタンダード。アルバム含め、作品的に奇をてらわなかったことが逆に大きな躓きなく来てる要因か。これでますます島谷が...

● BLOOD on FIRE/AAA
 8人組ノンジャンルパフォーマー(といいつつFolder5+昔のZOOフレーバーを足して年齢層下げた感じがありあり...) ちなみにAttack All Aroundの略らしい。この手のグループは全方位を目指しすぎるとメンバーの没個性で消えてく可能性高いからね。このデビュー曲ではまだジャンルつぎはぎの感が。

● Two As One/Crystal Kay×CHEMISTRY
 またも大型コラボ、と思ったら同じSONY系どうしでした。ま、商業ベースの企画ありきでしょうな。で、曲は7:3でクリケイ寄り。逆にケミファンには、久々に軽快だけど難解じゃないという意味で新鮮だと思うんだけどなあ。いつもの張ってる感じじゃない声、BGMには結構いいと思う。

● プラネタリウム/大塚愛
 七不思議のひとつ。彼女、とうとうトップアーチストに定着しちゃいました。生歌だとバラードはまだ不安定で聞き苦しいし、息継ぎの場所も変だし、今だにデビュー前のストックを平気で持ってくるあたり(もちろん録り直ししてるけど)、今年になってからの曲、マジでレビューに困ってます(^^;)

● BEAT/木村カエラ
 一聴して声の太さ&低さ&バンドの低音にびっくり。前作「リルラリルハ」の延長で聴いたらすったまげるかも(苦笑)。PUFFY以来久々のプロデュースの奥田民生氏も(映画がらみとはいえ)力入ったでしょう。瞬間的に売上は落ちるかもしれないけど、この試みが成功と言える日が絶対来ると思う!

● 向日葵/笹川美和
 予想通りチャートには入って来ず。でも元ちとせやCocco、鬼束ちひろなどがコンスタントに活動していない今、声だけでこれだけのスピリチュアルな存在感出せる人、なかなかいないと思うんだけどな。NHKガン撲滅キャンペーンイメージ曲。あまり自分を追い込まずに歌い続けてってほしい。

● 言いたいことも言えずに/塚地武雅・堤下敦・梶原雄太
● Pecori Night/Gorie with Jasmine&Joann
● その手で夢をつかみとれ!/くず
 まとめて3曲ですみません(苦笑)。一応フルコーラス聴いてからの方がいいと思いまして。セールス面ではGorie圧勝でしたが、あれ本人の声は一言だけですよね。withの使い方間違ってる。「言いたい〜」は本家サンボ以上にハマちゃったらネタの意味なくなったでしょ。インパルス堤下はどこにいるの?結局一番マジメにやったくずが一番不発だった。バラエティは難しい...

● セ・ラ・ビ/ALISA 2 THE ASIAN
織田裕二と双璧で「主演作の主題歌は必ず他人に歌わせなかった」彼女、今回も例外なく鳶の映画主題歌。さすがにヒップホップを正面から受け止められるほど若くはなかったことか(CMじゃないけど、かなりやば〜い)。比較的聞きやすかっただけに、ここまで不振だとは思わなかった。あとは織田が残るのみ。

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