J−POP REVIEW

<CRAFTOWNERより>
 実は音楽関連ではメルマガ1本のほかにブログを2ヶ所で書いている
のですが、そのうちひとつのブログ関係者の方と先日会ってきました。カッコよく言えばいわゆる「業界人」ってヤツですかね(^^)。
 でも、音楽産業も出版産業もパイが縮小する一方、インターネットを中心とするIT通信事業にも乗り遅れるわけにもいかず、業界各社とも時間との競争で大変みたいです。それと、良くも悪くも「人海戦術」な世界なんですね。またひとつ違う世界が見られて興味深かったです。

 ちなみにそのブログは今1日1000件以上のアクセス数が平均で出ています。これって考えたら結構大変なことですよねえ(←他人事か?)

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2006年2月分

● 誓い/平原綾香<今月のおすすめ> 
 NHKトリノ五輪テーマ曲。来月には耳タコ状態になるくらい聴けるでしょう。でも短めのAメロ、歌い回しの大きいメロディーは彼女に合ってると思う(詰め込み系のメロよりは絶対!)後半に向かっての熱唱との強弱も◎。保守的と)はいえ、今回珍しくNHKの選曲眼(耳?)を誉めたいです(^^)。NHKトリノ五輪テーマ曲。来月には耳タコ状態になるくらい聴けるでしょう。

● TOKYO/YUI<今月の次点>
 彼女、僕の中では女流しのイメージがついちゃいました(苦笑)。月9の主題歌歌ってたのが嘘みたいです。でもきらびやかだったりヘンに整ってたりする曲が多い中、こういう未完成な部分があるアーチストもいていいと思います。特に今作、最小限のアレンジなんで余計にそれを感じます。地味だけど。

● たからもの/千
 有線等での問合せは多かったものの、正体不明の曲のまま消えてしまったのがもったいない(ネット配信オリジナルドラマの主題歌でアーチスト名=役名)。元モー娘。の看板アイドルなんだけど、名前を伏せられると声だけではやっぱりインパクト不足なのかなあ。つんくの曲よりよっぽどあってると思ったけど。

● D.D.D.featuring SOULHEAD/倖田來未
 12週連続シングルの第3弾。バラード、ハッピーソングと来てここで本格派R&Bアーチストと組んでのリリース。これだけクオリティ高いものが出せるんだから、乱発気味のリリースでアーチスト寿命が縮んでしまうのがやっぱり気になる。これまで第6弾まで聴いた中では一番オススメかな。

● SNOW ! SNOW ! SNOW !/KinKi Kids
 22作めも首位獲得。作曲にSPEEDの曲を手がけた伊秩弘将を起用(シングルでは初)しているが、サビ以外が耳に残らないなあ...特にAメロの光一のボーカル、かなり厳しいです(そういう意味では剛向きソングライター系の曲?)。安定株ではあるけど、ファンが固定化しつつあるのも事実。このあとどうする?

● ただ...逢いたくて/EXILE
 メンバー作詞、早や20作めにして最速の売上を記録。まあダンスが似合わない曲調だからだろうけど、テレビ披露一切なし、auのCM大量オンエアだけでここまで売ったのは戦略の成功ですね(^^)。年末にこういうしっとりした曲がなかった強運にも恵まれたか。作品自体はいたって普通。

● パラダイム/アンダーグラフ
 約1年ぶりの新曲。前2作に比べアップテンポでバンドらしい分、彼らの個性という意味ではどうなのかな?という気も(「君の声」のあの重いリズムが結構異色で気に入ってただけに)。彼らに限らず、最近のバンドってメジャーデビュー時にカラーが無難に固まっているように思うんですが...

● 一輪の花/HIGH and MIGHTY COLOR
 デビュー曲「PRIDE」以来のアニメタイアップ+新曲が少なかったこともあり、オリコン初登場2位。路線もこれに近いハード+ダミ声ラップ(?)。いろいろやったけどダメで、奥の手使って元に戻ってきた感じ。歌詞にやたら「キミ」が多くて耳につくのも気になる。完成度はいまいちかな...

● Venus/タッキー&翼
 久しぶりの新曲は「夢物語」系のラテンフレーバー。彼らの守備範囲としてはど真ん中すぎて、あんまりメロディーが残らないんだよなあ。可もなく不可もなく。まあ今作では失敗は許されないから安全策を取ったってことだろうけど。ふたりの声の特徴も意外とないし、ユニットとしても微妙だ...

● 3月9日/レミオロメン
 04年3月発売。「粉雪」のロングヒットにつられて旧譜もランクupしてるけど、この曲に最も顕著に現れてるんですね。バラード系つながりだから?「粉雪」より淡々と進んでいく印象はあるものの、この時点でアレンジなどバンドの個性確立がよくわかる曲。時代が彼らに寄り添ったというところか。 

● just Melody/UVERworld
 昨年デビュー曲「D-tecnolife」で注目を浴びたバンド。今作の3rdシングルで、デジロック系路線が定着してきた感が。ラップをフィーチャーするよりもメロディー重視で押して行った方が個人的には面白いと思う。アルバムにどう繋いでいくか期待大。あとはまた(アニメ系の)タイアップがほしいね。

● サルビアのつぼみ/HOME MADE家族
 一昨年の「サンキュー!!」以来いま一つ存在感の薄かった彼ら。今作はケツメイシ好きならかなりハマるでしょう。親子愛というありがちなテーマだけど、ユニット名からして彼らの王道っぽいもんね。C/Wでは槇原敬之とも共演してます。ケツメ不在の間にどれだけ名前を浸透させられるかが勝負。


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