J−POP REVIEW

<CRAFTOWNERより>
 新入生や新入社員が多くなり、通勤電車の混み方も再びハンパじゃなくなるこの時期。
自分にもああいうときがあったから偉そうなこと言えないけど、歩きながらの携帯メールチェックはやめてほしいな...ぶつかったの全然気づいてないし。しかもこっちが悪いみたいなガン飛ばしてくる輩も中にはいて。(でも関西の方がもっと怖いかな?何せ「ゆびづめ注意」だもんね)

 そんな関西に久々に遠征してきました。でも今回は大阪でもなく京都でもなく神戸。新神戸空港、東神戸HAT、阪神沿線の変わり具合、この目でいろいろ見てきました。でも乗ったのはスカイマークにJR西日本。喜んでばかりもいられないのでした。生きて帰れてよかった?(苦笑) 今回は音楽ネタ一切なしですみません(^^) 

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2006年5月分

● 真面目過ぎる君に/アンダーグラフ<今月のおすすめ> 
 彼らの歌に対する姿勢がひしひし伝わってくる。4人でできるギターリフのアレンジを基本に、重心の低いサウンドを聴かせる本作も超王道路線。ただ、その真面目さがタイトルにまで出てしまっているがゆえに、ファン外の人が引いてしまわないかかなり不安。厳しいけど次回はもう少し遊び心がほしいかな。

● さくらいろ/時給800円<今月の次点>
 「水10/ココリコミラクルタイプ」発の芸人ユニットラストシングル(って言っても全3曲なんだけど)。作品は真面目で個人的には前作とか推してたんだけど、テレビ番組で真面目に歌うたびにアラが見えて厳しくなってきたね(特に品庄の品川くん)。覆面ユニットのままでいてほしかった。芸人CDもネタ尽き。

● 太陽の下/レミオロメン
 前作「粉雪」に比べて最初は地味な印象を受けたし、個人的にはアップテンポで勝負してほしかったけど、ポストミスチルの位置が見えてきましたね。サビ後のCメロが冗長かな。でもほどよいストリングスのアレンジ、歌い上げきらない感じ、より穏やかに聴けるのは○。さすが小林武史プロデュース。

● ボクノート/スキマスイッチ
 こちらレミオロメンよりさらに地味(^^)。でも「全力少年」の売れ線狙いまくりから聴かせるバラードまでの振れ幅の大きさこそが彼らの魅力だと思う。もちろんしっかりしたメロディーあってこそ。ドラえもん映画タイアップだが、いかにもありそうな道具+「僕の音」をかけたタイトルにまたもやられました。

● azure moon/Every Little Thing
 とうとうオリコンCDチャートではベスト10からこぼれる結果に。彼女らとしては奇をてらわないバラード路線だっただけに衝撃大きいかも。持田の歌い方がここに来て完全に戻らなくなり、何を歌っても一緒、っていうのが辛い...以前から予告してたけど、いよいよこれで逃げ道がなくなってきたぞ〜

● My Way/玉置成実
 曲調的には王道路線のデジタルアップチューン。しかも今回はメジャーでメッセージ色もちらり(相変わらずダンサーも大勢引き連れてました^^)。でもavex勢との食い合いで、固定ファンを掴みきれてないのが痛いなあ。最近テレビ露出も少ないし、春高バレーもWBCや五輪に食われたからなあ。不運。

● 春待ち人/島谷ひとみ
 この人くらい、中堅になっても焦点が定まらない人も珍しいね。強烈な声の個性を持ってるアーチストじゃないから、歌によってイメージが散漫になってせっかくのファンをその都度手放している気がする。こちらは駅伝含めトリプルタイアップでのぞむもベスト10にははるか遠く。ここからの失速は早そう?

● SEXY BOY〜そよ風に寄り添って/モーニング娘。
 一時期同性からの支持も得ていた彼女たちだが、最近の様子を見ている限り再び男性ファンの「僕は○○ちゃんがいい」状態に戻っている気がする。衣装も再び薄っぺらくなってるし。アゲアゲ路線を狙っているのはよくわかるが、もはやある世代以上には理解できない世界に驀進中となってしまった(苦笑)。

● Go my way/矢井田瞳
 ミドルテンポの曲が続いていたので、アッパーな元気SONGが復活して個人的には嬉しい。スケート荒川イナバウワーとのCMの相性も悪くないしね。で、個人レコード会社立ち上げ第1弾。彼女としても思うところがタイトルに現れているのか。

● 人間じゃろうが!/清木場俊介
 EXILEを脱退したSHUNの再スタート曲(EXILEのアルバムと同日発売!)。決別の意思は痛いくらい伝わってくるんだけど、ここまで異質な曲をいきなりやられるとファンも戸惑うのでは? アルバム制作時のSHUNとソロワークの両方に同じだけの魂が込められてるとは考えにくいのも事実。それに7分超は長すぎ。

● サヤエンドウ/NEWS
 映画「ONE PIECE」タイアップということで、何となく冒険活劇的なつくりになってはいるんだが、どう見てもKAT-TUNと力の入れ方が違うような...例の事件も重なって(どうせ活動休止に入るし)、かなり手抜きの印象ありあり。今回PVも間に合ってないし、タイアップ契約破棄を逃れるのが精一杯だったか?

● VS/misono
 活動休止中day after tomorrowボーカルのソロデビュー曲(今や倖田來未の妹と書いた方が通りがいいか?)datの時より若干ハイパーな印象はうけるもの、違いがいまいちよくわからない。活動休止の理由自体が謎だから、やっぱり話題性で目先を変えたのかな。この曲だけでは方向性の変化が見えず。

● ピリオド/綾瀬はるか
 人気若手女優のデビュー曲(別にドラマ等タイアップもなく)。小林武史プロデュースの色が濃すぎて、聴いたただけでは誰の歌かわからないのが正直な印象。今後どの程度歌手活動をしていくか未知数だが、真剣にやるとなるとちょっと厳しいかな。あと声量がもう少しほしい。逆に売りにする手もあるけど。

● モグラライク/PUFFY
 久々に奥田民生とのタッグ。いろいろ回ってきたわりにはデビュー当時からの「らしさ」を失っていないというか何と言うか(もう10年だもんね^^)。今作は多少脱力感が抜けてロックテイストが増した印象。HALCALI等後を追ってくる人もいたけど、この微妙なおふざけ感は演出では出せるもんじゃないんだね。

● Tke Day/K
 前作はドラマ主題歌の恩恵もあってアルバムヒットにまで繋げた彼。今作で定着度合いが測られるところだが...どこまでもバラード路線でいくつもりなんだね。ある程度の票は読めるだろうけど、松尾潔プロデュースという強力な後ろ盾があるうちに、個人的にはちょっとした冒険をしてほしかった。

● アゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士/DJ OZMA
 一応台湾の曲のカバーらしいんだけど、謎の存在だったはずのDJ OZMAの正体がバレバレになるやチャートを上昇。何が幸いするやらわからない(紅白にも出た某ヤンクロックバンドKのボーカルです、念のため)。作品的にはまったく意味不明。今後本業のバンドの方もますますバラエティ化しそうで...?


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