J−POP REVIEW

<CRAFTOWNERより>

 ここでは「J-POP週間チャート」の4月月間チャート発表!

1.「60's70's80's」 NEW LOOK 他/安室奈美恵
2.そばにいるね feat.SoulJa /青山テルマ
3.羞恥心/羞恥心
4.Mirrorcle World/浜崎あゆみ
5.DRINK IT DOWN/L'Arc〜en〜Ciel
6.Kurikaesu 春/244ENDLI-x
7.旅立ち/FUNKY MONKEY BABYS
8.HOME/清水翔太
9.オレじゃなきゃ、キミじゃなきゃ/20th Century
10.海雪/ジェロ

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2008年4・5月分

● O2〜オー・ツー〜/ORANGE RANGE  <今月のイチオシ>
 シングルでは初めてメインボーカルをYAMATOが取った曲。というのでどんな感じかと思ったら、ソロはHIROKIの方がメインだし、2番はRYOの独壇場だし、彼はBメロの「I continue to fight」をちょっとテンション低めに叫んでる?だけだった・・・ただ、一番高いメロが主旋の3人ハモリ、このくらい声が重なるとYAMATOの声の不安定感もなくなりますね(^^;)。で、このバカすぎてないけど弾けてる按配、結構好きです。「*〜アスタリスク」の印象に近いかな?

● 抱きしめてあげる/徳永英明 <今月の次点> 
 「VOCALIST」シリーズが本人も説明つかないほどのヒットになり、あとはオリジナル曲で結果を出すのみとなった徳永英明。ようやくドラマタイアップもつき、オリコンチャートでもTOP10に入って来ました。サビの歌詞が若干上から目線?なのが気にはなるんだけど、「VOCALIST」を聞いた人のつぼにハマりそうなアレンジ、サビの中での聞かせどころなど、ポイントは押さえてます。もうちょっと構成の変化がほしかった気もするけど、最大公約数に配慮した結果か。

● Prisoner Of Love/宇多田ヒカル  
 昨年の「Flavor Of Life」〜今年のアルバム「HEART STATION」発売で、すっかり第一線の貫禄を取り戻した感のする彼女。結構カゲキなシーンが出てくるドラマ「ラスト・フレンズ」主題歌とはいえ、アルバムからのリカットということでセールスは?と思ったが、今のところ順調+アルバムにもいい効果が表れてます。成就しきってない恋愛の切なさを歌わせたら、今の彼女の右に出るアーチストはいないと思う。他の路線や音の感じも聞いてみたいけどね(^^)。

● キセキ/GReeeeN
 「愛唄」でブレイクしてもうシングルでは7th。タイアップドラマ「ROOKIES」の後押しで、自身初のオリコンチャート首位(しかも2週!)獲得。間のシングルがTOP10ヒットだったのにこの化け方には驚き・・・だけど、テンポや構成が「愛唄」と非常に似てます。リズム隊がやけに前に出ているチープなアレンジも復活。今後どの程度今の勢いを保てるか、どこまで覆面でいくかは別として、もうすぐ出る2ndアルバムはおそらく売れるんでしょうね・・・

● 踊れ/Micro
 元Def Techのボーカルの(解散してからは)ソロ1作め。前作「HANA唄」とうって変わって、かなり攻撃的なサビ+ラップガ続きます。個人的には彼、あまりオーラを感じる声ではないんだけど、「踊れ〜」からのサビはリズムも相当変則で、炎がめらめら上がってる感じ。コーラスも相当かぶせてるので、盛り上げには成功していると思う。ただ、彼ひとりで今後も活動していくとなると、ジャンルを手広くやりすぎるのもどうだろう、って印象です。

● ロケットスニーカー/大塚愛
 どうした大塚愛? 前作「ポケット」に続く新曲は両A面扱い。特にこっちの曲はアッパーソングだけど「CHU-LIP」や「PEACH」とはまた違う元気感。にもかかわらずオリコンチャートは2週でTOP30圏外へ。彼女の場合、詞に対する共感度が人気の支えだとすると、今作のテーマはちょっと大きすぎて難しかったのかな、という気も。最近ユニークなタイトルで「どんな曲?」って連想させるアーチストが少ないだけに、頑張ってほしいところだけどね(^^;)。

● 裏切り御免/The THREE
 ソロラッパーとして初のアルバムオリコンチャート首位になったKREVA、ギターの名手・布袋寅泰、そしてバンド系アーチストから引っ張りだこのプロデューサー・亀田誠治によるスペシャルユニット。時代設定のある活劇映画のタイアップだけにかなり煽情的なトラックですが、KREVAも布袋も前に出たがりな性分。そこをうまく亀田氏がバランス取っていると思います。音のざらつき感や太さは亀田氏プロデュースの王道をいってるし。1作じゃもったいないなあ。

● 蛍/TUBE
 TUBEとしては「みんなのうみ」以来約2年ぶり。だいたい年2作出るシングルのうち、1作めは強烈に夏を感じる曲が多いんだけど、今作はサウンド的にはわりと軽めです。ということは今年は涼しい夏?(^^;) ボーカル前田の声はさすが衰えを感じさせない出来ですが、彼らの最近の曲にしてはキーが低いのかな? 夏+陽射し、海、水着あたりがセットのイメージが多かったので、夏の夜+蛍というキーワードは意外でした。

● 幸せのものさし/竹内まりや
 昨年のシングル2枚、3年半ぶりアルバム発売くらいから今にかけては、結構働いてます(^^)。その分だんな、達郎氏の作品は今年シングル1作だけだけど(苦笑)。「今夜はHearty Party」系の、ここまで軽やかでアップテンポのシングルはひさびさだと思うが、曲に関してはもう太鼓判の完成度です。ドラマ「Around 40」の視聴者層とファン層の年代も見事にかぶったんでしょうね。オリコンTOP10入り。もうデビューして30年とも思えない声の変わらなさもすごい。

● SUMMER TIME/NEWS
 今やKAT-TUN、嵐と並んでジャニーズの屋台骨を支える彼ら。この曲でデビュー以来のシングル+アルバム連続首位を二桁に伸ばしました。彼ら、今回のようなダンサブル爽やか系を中心に、前作の「太陽のナミダ」のようなマイナーコード、「weeeek」のようなソングライターやラップとの相性もよくて可能性を広げてますね。ほぼ全員ソロが取れるのも強み。本来ならこの路線は従来のV6あたりに近いと思ってたんだけど・・・死角がないなあ、彼らも。

● HEART/MEG
 Perfumeブレイクで一躍「時の人」となりつつある中田ヤスタカ全面プロデュースの彼女の新曲。デビュー以来のタッグなんで、Perfume同様売れてもおかしくないんだけど・・・なんかロリータ的嗜好を感じるんですよね。決定的な違いは彼女の年齢。さすがにこの詞曲はちょっとないんじゃないの、って感じ。そのへん元ジュディマリのYUKIは、見てるように見えて自分の見せ方を把握してたからね。当面はTOP20入りが限界かな?

● おかえり/絢香
 ドラマ主題歌としてOA中の新曲。直近のシングルに比べればA-B-サビの構成やメロディーは比較的とっつきやすくなってます。昨年の「WHY?」あたりは「これでどうだ!?」ってものを感じたけど、今年に入って「手をつなごう」もそうだけどボーカルのめりはりがついてきたかな。でも大サビ前のCメロは難しいけど(苦笑)。セールス面ではここ1年ほど苦戦中。早く2ndアルバムにつなげないと下り坂に入ってしまいそうなんだけど、どうなんだろう?

● JUNGLE DANCE/谷村奈南
 なぜだか今作(3rd)はエライ気合の入りよう。青山テルマなど女子大生アーチストのヒットに便乗してか、Gカップの胸をもうひとつの武器として揺らしつつ、ダンサブルな曲を歌う彼女。確かにそれなりにサマになってるけど、ひと昔前のダンサブルアイドルの売り方を思い出して仕方ない・・・(タイトル自体「JUNGLE DANCE」ってちょっと古くねーか?)いかにもB級の匂いをプンプン感じたんだけど、オリコンではTOP20入り&自己最高を記録。これが限界かな・・・

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