J−POP REVIEW

前月以前の掲載分です。   

2002年7月分

● 熱き鼓動の果て/B'z
イントロがアコギのみだったんで「ずっとこんな感じ?」と思ってたら、途中からいつものB'zアレンジに戻りました(笑)。売れ線とハード路線の狭間を微妙に揺れ動いてきたここ2、3年ですが、また少しバンド路線にシフト中?

● Eternal Place/hiro
このところハイピッチで新曲出してます。Aパートの声が低くなる部分、音程外してるように聞こえて損してると思う。それにしても、元SPEEDの中ではうまく路線変更して残った方ですね。同じProduceでも今井絵里子は・・・。

● Feel your Breeze/V6
久しぶりのシングル。爽やかポップス路線に戻って安心して聞けるものの、一方で物足りなさも感じたりします。サビの追っかけソロはそんな中での新しい試み? ジャニーズの中ではいつもいい歌もらってると思うんだけどね。

● 恋のマイレージ・Sheサイドストーリー/RAG FAIR
気がつけばオリコン1、2位独占しちゃったんですね。前作はあまりにもイロモノすぎてどうも受け付けず、今回初めてちゃんと聞きました。アカペラの技は文句の余地なしとして、あの私大生的楽天キャラは何とかならんか?

● Tears of Joy/Skoop on Somebody
これまでの曲よりかなりメローな仕上がり。決してキャッチーとはいえない作品をシングルでも出しはじめたのも音楽への自信の表れか。売れる前から注目してはいたけど、CHEMISTRY、平井堅に続く指定席まではもうひと息かな。

● I'm in love you,good day sunshine/TUBE
リズムが打ち込みチックなだけでこんなに印象が変わるものなのか。何年周期かでラテンとロックの間を行ったりきたりしているTUBEのアレンジ。ギターはバリバリのロックテイストだけど、なぜかかっちりした手触りを感じます。

● 素敵な明日/松田聖子
これだけそんじょそこらのアイドルよりもアイドルらしく突っ走れる才能、それはそれで評価に値すると個人的には思います。ちょっと前のおばけみたいなメークして細眉で歌ってた頃よりはずっと彼女らしい?

● モーニング娘。シングルメドレーハワイアン/高木ブー&モー娘。他
モー娘。便乗商売もここまでくるとさすがにやり過ぎだと思うけどどうでしょう(いったい誰がCD買うんだろ)。志村けんの次は高木ブーっていうのも考えてみれば安直。ネタとして1回聞いたらもういいや、って感じの一曲。

● さらば/キンモクセイ
タイトルだけ見て「バラードかな」と思ってたら見事に裏をかかれた(笑)。キャラクターの認知がこれからの課題だと思うけど、こういう歌ものPOP路線って今意外といないんですよね。このまま突き進んでほしい。

● Mugen/ポルノグラフィティ
何で今頃取り上げるの?って話もありますが、サッカーW杯の間じゅうすっと鳴りっぱなしだったので。良くも悪くも耳につく声で毎日リピートされ、さすがにちょっと食傷気味。詞にデビュー当時の光る視点が感じられなくて残念。

● 東京/桑田佳祐
去年出した2曲が売れ線すぎた反動か、どうしちゃったのっていうくらい時代錯誤な展開。個人的に聞いててあまり心地よくないのですが、何作っても売れちゃうのって、桑田さん含め数えるくらいしかいないですよね。

● EVER AFTER〜もしもあなたがいなければ/佐田真由美
モデル出身だそうで(そっち方面には非常に疎くて知らなかった)、この曲はドラマ主題歌での抜擢です。落ち着いた曲調で印象は予想以上。タイアップが外れても自分の色が出せるかどうかが勝負ですね。誰かに声似てない?


※過去の分はこちら→2002年6月分



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