J−POP REVIEW

 前月以前の掲載分です。

2002年10月分

● 愛さない/Kiroro <今月のイチオシ>
1年弱の休業を経ての復活第1弾。聞くうちに耳に馴染んできました。Kiroroのイメージどおりの路線なんだけど、バンドアレンジとコーラスワークのさじ加減が今回は絶妙ですね。後から出てきて先に消えてしまった(苦笑)花*花との微妙な差はこのへんなんでしょうか。

● Because of you/w-inds.
アレンジ含め曲はこれまでのシングルの中で一番尖がっててカッコいいと思う。微妙にテンポが遅い分、歌もちゃんと聴こえるし。ただ音域が彼らにしては低いのとラップのせいで、兄貴分のDA PUMPとの違いがなくなってる気も。そろそろファンも固定化してきたか?

● Wishing On The Same Star/安室奈美恵
何をやっても最近は誰かの2番煎じ的イメージの強い彼女。一時期の小柳ゆきあたりがハマり役の歌を熱唱しているのだが、ハマりきてれないところが個人的には好感。このまま和製なんとかで通すのが意外と長続きのコツだったりして。英語はまだまだ心もとないですな。

● Pureness/上戸彩
人気上昇中の女優(タレント?)のデビュー曲。見た目も曲も声まで含め、どう考えても初期の浜崎あゆみそのもの。すれていったあゆはら離れていった男性ファン層を取り込む作戦か? 本人も歌がやりたくて…って感じじゃなさそうだし、2曲めはあるんだろうか?

● Like a star in the night/倉木麻衣
弾き語りっぽさにデジタルリズムが絡む久々の曲。デビュー当時はスローなイメージが強かったけど、最近の路線変更(しかもそれが比較的当たった)のせいかなぜか新鮮に聞こえます。個人的には「そんな感じ」で終わってて、もうひとつ何か欲しいんだけど。 

● 北風と太陽/Yellow Generation
おちまさと(テレビの編集作家?)プロデュ―スの女3人組(アイドル?)、昼ドラ主題歌(昨年のZONEと同じ)らしいです。歌も特にこれって感じでないし、キャラ的にも別にって感じだし、なぜ売れてるのかよくわかりません。

● Voyage/浜崎あゆみ
1年ぶりのドラマ主題歌。昨年の「SEASONS」もそうだけど、タイアップの制約がある方がいい意味でこねくり回した感じがなく普通に聞けるように思えるんですが… それだけに伸ばすところのヘンなビブラートが耳につくのが惜しい。

● 蜃気楼/TETSU69
ラルクメンバーのソロ2作め。結果的にあのバンドはhydeのボーカルで持っていたことを改めて実感。曲はキライじゃないんだけど、この細い声にラウドな曲は合ってません。ところで活動再開しないラルクってそのまま解散?

● 無色/上原あずみ
先月のGARNET CROWに続き、ビーイング系+アニメ主題歌の消えそうで消えてない人。これまでレトロっぽい曲が多かったけど、今回はモロビーイング系デジタルバンドアレンジです。こんなに声揺れてたっけ? すごいヘタっぴに聴こえる。

● I love you,SAYONARA/GAPHIA
SOPHIA+ガレッジセール(お笑いの人)の企画モノ。チェッカーズの中でも非常に好きな曲だっただけに、何のひねりもなくただモノマネ的にカバーされてるこの状況は個人的に許せません。おまけに間奏のラップ、あれは何?ない方がずっとマシ。

● BE HAPPY恋のやじろべえ/タンポポ
藤本美貴、松浦亜弥、タンポポ…と相変わらずリリースラッシュのつんく関係。ほぼメンバーフルチェンジとなったタンポポだが、唯一残った石川がグループを引っ張るとなると歌はかなり危機的状況。で、やっぱりそうでした。歌の内容は相変わらず意味不明。

● Survival/MY LITTLE LOVER 
マイラバ困った時のシャッフル路線(苦笑)ということなんでしょうが、そこいらのアイドルよりこの人、根本的に声が出てないんですよね。こう書くと語弊あるんだけど、結婚→すんなり引退してた方がよかったような・・・ ダンナが(小林武史)こだわってるのかな?


※過去の分はこちら→2002年6月分
          2002年7月分
          2002年8月分
          2002年9月分
 



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