J−POP REVIEW

<CRAFTOWNERより>
 12月は振り返りモードに入るためか、例年新曲の少ない時期(しかも新曲は雪色一色)。ところで、先日過去10年間のクリスマス時期のベスト10ってのをやっていたんですが、あえてこの時期を狙って曲を出している人も中にはいるんですね(典型的な例は広瀬香美とか、ある意味ではJ-FRIENDSとかも)。何より驚いたのは3回も山下達郎の「クリスマスイブ」がリバイバルヒットしてることだけど(^^)。1月新譜は次回まわしでちょっと早めのレビューです。

2003年1月分

● UNSPEAKABLE/Every Little Thing <今月のイチオシ>
ELTお得意のバラード。この曲がバックで流れてる○ANONのCM、結構好きなんだなあ〜 この手の映像をともなうとやっぱりいいですわ。音的にはちょっと昔に戻った感じなんだけどそれも個人的には歓迎だし、今回は歌い方もそんなに気にならないんで(笑)。

● 大切なもの/ロードオブメジャー
テレビ番組発のインディーズバンド。ようやくフルコーラス聞けました。生歌だとまだまだあらが目立つけど、寄せ集めの素人くささが残っているところがこの曲に関しては合ってると思う。年明け早々出る新曲にこの勢いをうまくつなげられるかどうか。

● スノースマイル/BUMP OF CHICKEN
人気バンドに踊り出るもマイペースな活動の彼ら。この曲はミスチルにかぶる部分を感じないでもないけど、こっちの方がも少し武骨な感じかな。1分以上続くエンディング&コーラスで、それまでの世界がぶあ〜っと広がる感じ。地味だけどいい曲書いてますね。

● HERO/Mr.Children
桜井復帰第一作&D社の携帯CM曲。基本的には前作「Any」の延長路線。ちょっとだけ情けない男の詞書かせると天下一品ですな。テンポが若干落とし目なのは病み上がりのため? 一時ダーティーなイメージがついた桜井だけど、今回の休業は不幸中の幸いだったようです。

● Make my day/倉木麻衣
2002年は曲調の振れが異常に大きかった倉木。今回も本人的にはかなりハードな曲調に挑戦、ってところなんでしょうが、いかんせんボーカルに配慮した打ち込み音の軽さがね・・・。個人的には「Secret of my heart」みたいなミディアムスロー路線復活を切に願う。

● 草原の人/松浦亜弥
何でこの時期にまた美空ひばりの詞を?(ちなみに作詞の加藤何とかって本名??)つんくがやらせたいことはわからんでもないけど、抑え気味のボーカルがちょっとついていってません。ただ選曲ミスマッチにはもひとつ上がいるので・・・(ゴマキの「サントワマミー」あれは何だ!!)

● My Gift to You/CHEMISTRY
ミスチルと携帯のCMを競い合ってる曲(こっちはa○ね)。第一印象は「You Go Your Way」に近い抑えた感じで、今後聴くほどに味が出る曲なのかもしれない(まだそこまで聴けてないけど)。ところでテレビCMで流れてる「立ってるだけの川畑」、警備員みたいで怖い(苦笑)。 

● BLUE BE-BOP/RIP SLYME
アルバムからのリカットで初登場1位獲得。ドラゴンアッシュと並んですっかりヒップホップの雄になっちゃいましたね(僕、実はあまり好きではないんだけど)。バックトラックの引用が今回はジャズっぽかったり(「楽園ベイベー」はラテンだったし)毎回おっと言わせますね。 

● Ding-dong/TOKIO
ジャニーズの中では最も早く消えるかと思いきや、意外と頑張ってます。TV番組でのキャラクター浸透効果大なのかな。音楽的にしいていえばアイドルポップスなんだけど、なまじ自作曲にこだわるより今のスタイルの方が正解なのかも。今年では唯一らしくないクリスマスソング。

● My Faith/day after tomorrow
ELT五十嵐プロデュースによる3人組。フジ月9主題歌起用の勝負曲だったが、視聴率同様思ったほど伸びなかったなあ。音的には完全に初期ELTって感じだけど、この歌歌うにはボーカルがまだ幼いね。キャラクター面での差別化が甘いのかな。

● クリスマスなんて大キライ・・・なんちゃって/クレイジーケンバンド
これもクリスマスまではバンバンかかってた携帯のCM曲(これは○-PHONEね)。歌ってるのはいいおっさん。タイトルにも非常にムリを感じるし、同時発売のもう一方の曲聞くと、この歌はCMのために狙いまくったとしか思えなかったりする。

   
※過去の分はこちら
 →2002年 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 



SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送