J−POP REVIEW

<CRAFTOWNERより>
 SMAPの新曲ミリオンヒット(今月も同じネタで申し訳ない)、アルバムからのリカットでこの速さは異例と言うほかないそうです。戦争報道の合間に「この歌はNO.1を競わなくてもいい、と歌う平和の象徴」みたいなこと言われてたり、各地の卒業式で歌われたり。何もそこまで、って気はするけど(みんなが良いというとそっちへどっと押し寄せるのは日本人の習性?)、この歌で槙原敬之が完全復活してくれることを期待してます(スマスマ特番で久々にTVにも出るみたいだし)。 
 

2003年4月分

● 宝島/コブクロ <今月のイチオシ>
4/9日発売ですが一足先にラジオで聞いてびっくり。サビの転調はストリートやってた人のそれじゃないね。コードの勉強などデビュー後試行錯誤した結果の作品だと思う。ライブで盛り上がりそうな久々のアップテンポ。欲を言うならジャケットのデザインが好みとはちょっと・・・

● Always/光永亮太 
1〜3月の「月9」主題歌。元スポーツ選手、という経歴ばかりがネタにされてましたが、曲もよくできてると思います。印象は(平井堅+槙原敬之+CHEMISRY)÷3って感じかな。あまり粘っこい方に行かない方が平井堅とかぶらなくていいと思う。次作が生き残りをかけた勝負か。

● Time After Time〜花舞う街で〜/倉木麻衣
昨年の宇多田ヒカルのヒット「SAKURAドロップス」と比較するとわかるけど、同じ桜が舞っててもこっちの方が繊細で風に漂う感じ。アレンジの緻密さと声の線の細さが要因かな。彼女の王道と言われればそうだけど、これからの季節に合ってて結構いいと思いますよ。

● 全部、君だった/山崎まさよし
新曲としては2年ぶりだそうです。「one more time〜」を思わせるほぼ弾き語り&本人の演奏はこの人の真骨頂(時々ガガガって曲調の方に行くとガッカリするんだけど)。詞がせつなくていいし、しかもよく聞こえてくる。サビらしいサビがない淡々とした展開がこの場合は正解。 

● 大家(ダージャー)/一青窈
ええいああでおなじみの「もらい泣き」に続く注目の新曲。前作ほど良くも悪くもフックがないせいか、何か引っかからなさを感じるのは僕だけ? 相変わらず句読点やスペースが妙な位置に配され、今回も壊れまくってます。ちなみに大家=EVERYONEって意味の北京語とか。 

● IT'S SHOWTIME!!/B'z
今年15周年のB'z。相変わらずテンション落ちてないっすね。今回リズムは打ち込みながら曲調はハードという、ありそでないパターンに挑戦してます。曲は完全にライブ用かな。この曲世界は残念ながら受け付けませんでした。あと過去のCD10枚まとめて出すとか。チャート独占か?

● メジルシの記憶/V6
久々の新曲。ジャニーズなのにAvex所属、新進作家の起用が多いこともありいつも個人的に注目してるんですが、今回もほとんど他では名前を見ない人でした。で、曲はド・バラード。でも「出せない手紙」ほどのインパクトがないのが惜しい。す〜っと流れていく感じ。 

● Baby,don't cry/hiro、Make-up Shadow/上原多香子
ともに元SPEED。上原は活動のメインを女優にシフトしつつ、何と新曲があの陽水のカバーとはびっくり。デビュー当時より声が徐々に出てきて良くなってると思う。一方hiroの新曲は音域の狭さにビックリ。終始単調に聴こえるのが残念。せめて1ヶ所盛り上がりがあれば。

● Grip!/Every Little Thing
ELTもアップテンポは久々の印象だなあ。ここ2〜3作は、世間のELTの印象にヘンに逆らわない曲を意図的に出しているように思う。でも売れるのはバラードの方ばっかなんだよな。「う」段の発音が全体におかしいです。これだけ毎回書いてももう治らないだろうな(苦笑)。

● ね〜え!?/松浦亜弥
ここまでアイドルやれるのは今彼女くらい?今回もつんくに遊ばれてます。だいたい歌詞に(泣)とか(怒)とかあるのをどうするんだろって思ってたら、顔で忠実に表現してました(笑)。でも「桃色片思い」以降続いているこの路線もちょっと飽きが・・・ 

● Shine More/安室奈美恵
本人出演のCMソング。曲聞いたときに「これ、シングルになるの?」って思ってたら本当になってしまった(苦笑)。う〜ん、本人はこっちの路線やりたいんだろうなあ。でも決定的に単調で彼女には向いていないんだな。彼女に関しては小室時代の方がいきいきしていたと思う。

● RIDE ON TIME/山下達郎
ブレイクのきっかけとなったあの曲が「日9」の主題歌として再発。マスタリングし直したこともあるんだろうけど、20年以上経ってるのに全く古さを感じないのはお見事。声もあまり変わってないんだね。それにしても達郎は「クリスマスイブ」にしろ孝行息子が多くて羨ましい(笑)。

● 大きな古時計(ZuZuバージョン)/伊藤秀志
しかしみなさん考えるもんですな〜。名古屋でラジオのDJをやってる秋田出身の歌手?の曲が、余りの反響の大きさについにCD化。サビは断片的にはわかるものの、それ以外はさっぱり???です。これ聞いてTV「学校へ行こう」の津軽弁親善大使を思い出した(^.^)。 

※過去の分はこちら
 →2003年 1月 2月 3月
  2002年 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 年間FAVORITE 



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