J−POP REVIEW

 雑誌に載っているJ−POPの紹介、本当にちゃんと曲を聴いて書いてるのかな〜と思ったことはありませんか。歌謡曲の時代から邦楽を聞き続けているこぼうすが、最近のJ−POPを独断と偏見で(ファンのみなさん怒らないでね)コメントしまくるページです。

<CRAFTOWNERより>
 5月のイチオシで紹介した森山直太朗がロングヒット。昨年の中島みゆき、夏川りみあたりからだけど、曲のよさで一度火がつくと順位がなかなか下がらない傾向が強いです。他の曲がそれ以上売れてない、ってことなんだろうけど。一方でヒップホップ、パンクバンド系も次々と新人が出てきて、久々に勢力図が大きく書き換えられそうな気配。何せインディーズ盤がアルバム初登場1位になるご時世ですから。と思ってたら、こぼうずもノーマークの「佐賀県」(はにわ)がベスト10入りしたらしい。さすがに最新情報に遅れをとりつつある今日この頃ですが、地道に頑張ります(苦笑)。


2003年6月分

● Shine We Are!/BoA <今月のイチオシ>
今月もイチオシは悩みました。BoAのシングルはマイナー調かバラードが多かったんだけど、今作は夏に向けてピッタリな爽やか&元気系。タイミング的にもいいと思います。「VALENTI」も作曲した原一博との相性もよし。日本語の表現も上手くなってきてるのがよくわかります。 

● FULL JUMP/愛内里菜 
元気系楽曲その2。声の調子が歌の出来にモロ出そうだけど、最後の「Full Jump」連呼がここまでキレイにハイトーンで出せるのは彼女くらいじゃないだろうか。ここ何作かの中では一番お気に入り。しかしよくよく調べたらこれ、ただ今苦戦中の巨人のプロ野球中継テーマ曲?

● Believe/玉置成美
T.M.Revolution復活やSee-Sawのヒットを輩出したアニメ主題歌。今回は完全新人、どうかなって思ったんだけど売れてるんですよね。デジタルなスピード感を強調したコンセプトが共通してるからアニメファンはついてきやすいのかも。タイアップなしの次作で生き残りを賭ける? 

● true blue/ZONE
こちらもアニメ主題歌(復刻版鉄腕アトム)。アニメのイメージに忠実、かつ彼女たちにとっても久々の「らしい」曲(藤井フミヤより断然こっちを支持)。一発で消えるかと思いきや、楽曲の幅を見せつつアイドルバンドとしての地位を確立していってます。次はアルバムの充実が課題?

● Sign/鬼束ちひろ
シングルは約1年ぶり。いつもの感じだな〜と思いつつ聞いてたんですが、1番のサビ以降は詞がすっと入ってきました。本人も意図的にそうしたみたい。フォロワーが出てくる中、あえてわかりやすい方に行っても鬼束ワールドは健在、と確信した結果は吉と出てると思う。 

● Darling/V6
松本潤主演のドラマ主題歌なので、最初は嵐の新曲かと思ってました。しばらく大人っぽい路線が続いてたんで、このタイミングでのポップな曲は大歓迎。分厚いアレンジ&ユニゾンはこれぞavex+ジャニーズの真骨頂。詞が相当壊れてるんであまり見ないで聴きましょう(苦笑)。 

● いつか君が/光永亮太
月9主題歌でヒットした「Always」に続く2nd。前言撤回、この曲聴く限り最も雰囲気が近いのは玉置浩二かもしれない。悪くはないんだけど個人的にはちょっと地味すぎ。アーチストとしてのブレイクに水を差す結果にならなきゃいいけど。本人の作詞作曲にこだわっかのかな。 

● メロス/FLOW
「贈る言葉」のカバーが思わぬ?ヒットとなったバンドの新作。「走れメロス」の前に突き進むイメージから来てるタイトルのようです。しかしパンク系バンドとして「異端」とも言えるシャッフルのリズムを勝負作に持って来るとは。僕は逆に今作で注目度を上げましたね。 

● HELLO/HYDE
ソロシングル4作めにして初のアップチューン。これまではラルクと明らかに異なる「陰&静」の世界を打ち出していたけど、今回は完全にバンドサウンドを意識。「HONEY」にも通じるわかりやすい勢いはあるしライブ映えしそう。これ出したってことはラルクもいよいよ解散? 

● AM11:00/HY
男性Vo+女性Vo+MCという変則編成。パンクでもヒップホップでも島唄でもないサウンド。空と海の浮かぶ音。この曲だけで判断する限り、面白い立ち位置にいる沖縄出身の注目のバンド。インディーズのアルバムでオリコン初登場1位って初の快挙らしい。先入観なしでぜひ一度。 

● お前やないとあかんねん/桜庭裕一郎
今回も人気ドラマの役名での主題歌。この曲に関しては「2匹目のどじょう」はいたみたいで。無理のある関西弁が耳について少々気になるんだけどね。最近のつんく作の中では非常に真面目に作ってるのはよくわかります。しかしTOKIOの歌より売れてるとは本人の心境も複雑? 

● Life is 〜another story〜/平井堅
こちらもドラマ主題歌。不発だった「Strawberry Sex」以来バラードが続きます。あんまり続くとバラード歌手の印を押されかねないんだけどな。印象としては丁寧に歌っていると取るか、感情移入しすぎと取るか微妙なところ。特に映像をともなうと(笑)。 

● 風のららら/倉木麻衣
またリリーススラッシュがやってきた・・・。今年出した3作では最もアップテンポだけど、残る印象は全部似てるんですよね。も少し冒険してもよかったのでは? タイトルは大黒摩季みたいだし(苦笑)。とにかくアーチスト寿命にもあんまりプラスにならない気がする。 

● 恋するふたり/大瀧詠一
新曲は6年ぶりらしいです。爆弾発言書いちゃうけど、僕この人の良さって全然理解できないんですね。スタンダード性で言えば山下達郎とかの方が上だと思うし、あえて寡作にすることで自身の評価を保っているのが見えてきて。今回もFMとかでかかってたら飛ばしそう。 

※過去の分はこちら
 →2003年 1月 2月 3月 4月 5月
  2002年 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 年間FAVORITE 



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